旅ろぐinfo

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ウイグル自治区 カシュガルにて。居心地がいいオールドタウンと不自然な住人

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 カシュガルという町は、それほど大きくはないが雰囲気が良い。メインはオールドタウンだが、今回その中にあるカシュガルオールドタウンユースホステルに泊まらさせてもらっている。ここには中庭があり、そこが旅人たちの交流の場になるいい場所だ。

ここのオールドタウン内はかなり大きく、最初に来た私は迷ってしまったぐらいだ。

朝飯は、こちらの主食であるラグメンという麺を食べる。それなりにうまい。そのあとは近場にお茶屋があったので、そこでゆっくりとくつろぐ。茶屋の中は二階建て、室内とテラスでお茶を飲め、時間になったら伝統楽器で演奏が始まったりもする。オーダーしたらお茶はポット単位ででてくる。

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ここは昔から鍛冶が有名だったらしく、街中にある店のあちこちで工芸品として作っている。模様も一人一人職人が掘って作ったものだとか。確かに店の前でカンカンしながら掘っている。ただある程度の規模や精巧に出来すぎているものは中国の工場で作ったと店主が言ってたので、確認は必要である。

 

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さて、このオールドタウン内、完璧に車が通行禁止になっている。余計なものがないので、本当に昔の街並みと言ってもいいだろう。そしてその街には子供がかなりいる。溢れている。しかも深夜でも普通に外に出ている。治安がいいのだろう。メイン通りからひとつ外れると、住人が住んでいるローカルなエリアに出る。裏路地は迷路みたいになっており玄関からは生活している様子を垣間見ることができる。

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昔からこのような生活をしてきたのだろうか。と感じさせられるほどの作りである。

 

写真を撮らせてもらうと、大人も子供も、無表情かニコニコしている。

「いい写真がとれた!」

最初は何も感じなかったが、少しずつ何かがおかしいと感じる

仮にだ、自分の町に観光客がたくさんやって来て、そこら中で写真を撮る。しかも自分も被写体として撮られる。普通は気分が良いものではないだろう。そう考えるとやはりここの住人の不自然さを感じる。

これは恐らくだが、ここの住民たちは自分を守るために仕方なくやっているのではないかということだ。事実、町の入口には厳重に警察のチェックが入る。街中にも異常な数の警官がいる。明らかに不自然だ。ウイグルのニュースはよく見るが、中国政府の弾圧がすごいのだろう。不満も何も言えない。言ったら再教育施設へ直行になるからだ。一方で、中国側もこのエリアは観光地化し金儲けができるから残している、という思惑も見れる。なんとか利害が一致したのが今の状況なのだろうか。