ヴィパッサナー瞑想 ダンマ・プシュカルで10日間の瞑想修行を終えて

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インドでかなり有名な瞑想修行、ヴィパッサナー瞑想をしてきました。

最初は軽い気持ちで参加したのですが・・・・・・。想像以上にきつかったです。

 
ただ、成果もかなりありました。  

さて、今回はそんなヴィパッサナー瞑想の10日間と終わった後の感想について書いていきたいと思います。

 

 

初日(オリエンテーション

修行場所であるダンマ・プシュカルに2時集合。

集合したらまず、

・申請用紙に必要事項を記入

デポジットとして200ルピーの支払い(これは後々、水などを買うため)

・枕カバーとシーツを渡される

・携帯やPCなどの電子機器類とサイフ、パスポートすべて預ける

 

夕方のオリエンテーションが始まるまで、何もやることがないので、ひたすら参加者同士、挨拶したり喋ったりします。

 

昼食やチャイが振舞われ、瞑想センター内も落ち着いていていい場所だなと思いましたが、オリエンテーションが始まる前まで。

 

瞑想センター内では男女の住居が完璧に分けられており、まさかの10日間、誰とも会話をせず、なおかつ目を合わせないようにと言わます。休み時間中は、なるべく歩くように。スケジュールは毎朝4時起床。21時就寝と決められており、晩飯はないことを知らされます。

 

ここで初めて、

「大丈夫なのかこれ・・・」

と思ったのを覚えています。

 

1日目(瞑想スタート)

朝の4時に起床のチャイムが鳴り、そのあとに各ボランティアがベルをもって起こしに来ます。顔を洗って、4時半から瞑想スタート。

1日目だったので、まだまだ心に余裕あり。

 

2時間のグループ瞑想を終え、朝食の時間

食事の内容は、おかゆ、カンパン、チャイ、フルーツ(リンゴやバナナ)、蒸しパンみたいなもの、もやしの豆でした。スーパーヘルシーで味も悪くなく、少し嬉しかったのを覚えています。

が、これが10日間、毎日ほぼ同じメニューが出ます。

 

朝食を含めた1時間の休息の後、再度瞑想。瞑想前に、日本語のガイダンスを聞きながら、どうやって瞑想していくか教わります。それに沿ってひたすら瞑想です。

 

11時から昼食がスタート

食事の内容はタリー(3種類のカレーのようなルーとご飯+チャパティ+スープ、インド版の定食)です。

味は辛くなく、とても健康的なものでした。

 

昼食を含めた2時間の休息後、また更に瞑想。1時間の瞑想と5分ほどの休憩を挟んで、17時まで続きます。

 

17時に、簡単なティーブレイクがあります。チャイとスナック菓子のようなものが振舞われます。ここで1時間の休息をし、再度1時間の瞑想が始まります。

 

19時から、ヴィパッサナー瞑想について理解を深めるためガイダンスを聞き、瞑想法や、このコースの背景、ブッダの経歴について毎日1時間30分程、勉強していきます。

その後、30分間瞑想をして1日が終了。みな、終わった後も特段やることがないので、速攻で部屋に帰って寝る。本当に寝るだけでした。

 

1日目は、本当に1日が長く感じました。

 

2日目~4日目

全て、毎日がこの日程の繰り返しになります。ガイダンスに従って、瞑想の仕方などが若干変わりますが、ほぼ同じ。そして食事も同じ。

午後の15時に、指導者との面談や質問時間が設けられており、その際に今の状況や疑問点などを聞くことができます。

2日目は、1日目より時が過ぎるのが早く感じ、それ以後、だんだんと早く日にちが過ぎていきます。それでもまだ1週間以上あると思うとかなり憂鬱な気分になりました。

 

もうひとつ、姿勢がずっと一定なので体が本当に痛かったです。

 

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5日目~7日目

心が無になっていき、同時に日にちの感覚がなくなります。

 

が、それでも雑念などは消えません。

 

早朝の瞑想でも、ちらほら起きてこない人がでてきます。

 

休み時間になると、みな速攻で外に出て歩き回ります。もちろん、会話も、目も合わせられないので、狭い敷地内をひたすら無表情で行ったり来たり。ゾンビみたいでした。

 

私自身も相当つらく、また目立った効果もなく、いい加減に嫌になっていました。

 

8日~9日目

朝は完璧に起きれなくなり、10分から20分ほど遅刻していき、なおかつ眠さで早朝の瞑想はまったくできず。

終盤に至っても、瞑想は連続40分ほどで限界。

 

終わりの日が近づくほど、「もう少しだ!」と自分を励ましていました。ただ具体的な効果を得られないままでした。

 

10日目(最終日)

10時半までは通常通りの瞑想が行われ、それ以降は話をすることができました。

 

私の場合、この会話が始まった瞬間、

 

今まで味わったことのない解放感、気持ち良さを経験しました。

 

同時に肩の荷が下り、心の安定と嬉しさに満ち、感情が繊細になったのも覚えています。

 

他の参加者もI'm happyと、言っていたのを覚えています。

 

午後には、携帯など預けていたものをすべて返却されます。寄付の受付やバスの時刻表なども張り出され、最終ガイダンスが行われて終了です。

ただ、瞑想センターから出ていけるのは翌日です。

 

11日目(解散日)

既に10日のコースは終わりましたが、それでも希望者は参加可能という形で、早朝の瞑想は行われます。

朝食がいつも通りに出て、部屋の掃除をして解散という流れになります。

 

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瞑想修行をしてきた感想

5日目辺りが一番つらかったです。「まだ折り返しだよ」という感じです。そして目立った効果が最終日以外なかったのもきつかったです。ただ、ルール通りに最後までこの瞑想法を信じてやり切った結果、いい効果を得られました。

心にもゆとりができ、ネガティブな考えも、自然と消えたなというのが感想です。

人によって、得る効果や感覚はそれぞれのようですが、このコース、受ける価値は大いにありますので、おすすめです。